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HGST(HTS547575A9E384)をLinuxで使用する方法

Western DigitalのAFTをLinuxで使用する方法はこちら

2.5インチの2プラッタ、5400rpmで750GBの「HTS547575A9E384」
価格がWD製と比較して安かったので気になっていたのですが、Advanced Format TechnologyのためWindows XP非対応という文字を店頭でよく目にするので買い控えてました。
しかし、Hitachi Align Toolを使用すればXPでも対応とのこと。
色々調べてみてツール公開予定日にまだ公開されていないとかとかLinuxでの使用情報があまりないので不安だったけど思い切って買ってみることに。

目的としてはubuntuのシステムディスク兼録画保存先になります。

とりあえず商品購入時の状態でフォーマットしてCristalDiskMarkを実行したところ

Random Writeが遅くなるのが特徴です

結論から言えばWindows XPで使用するにはWindows 7でフォーマットすれば問題ないです。
不安がある方はこれから説明するHitachi Align Toolsにて調べてみるといいでしょう。
※全領域でパーティション1つの設定です。複数のパーティションを切りたい方はそれぞれ設定して下さい。
※データは全部飛ぶことを前提にして下さい。
※これを参考にHDDがおかしくなっても当サイトでは責任は一切負いません、
負えません(´・ω・`)あしからず
※Linux系OSで使用する方は、既に構築しているLinux環境が必須かもしれません。

まずはHitachi Align Toolsを入手。
Hitachi Global Storage Technologiesダウンロードページ
※Hitachi Align Toolのダウンロードリンクは灰色の文字になっていて分かりにくいので注意!
「AcronisAlignmentTool.exe」というファイルをダウンロードします。


exeファイルを叩くとインストーラーが起動。
Windows XPで実行しました。


適当に進めてとりあえずTypicalを選択。

適当に進めて終了。
次へボタンみたいなの押すだけだと思います。
迷うことはないでしょう。

早速起動


Welcome画面


なんか警告された。
データ消えるから保護しておけよ的なことを言ってるのかな?


アライメントするHDDの選択画面

ここでまず問題が発生。
Windows XPをダイナミックディスクでフォーマットしたときは対象のHDD自体が表示されない。
一瞬使えないツールだと思ってしまった・・・

そしてWindows 7に繋ぎ、シンプルボリュームでフォーマットしてまたXP機でツールを動かすと今度は
Optimally aligned partitionとなりアライメントされているHDDとして認識した。

これは問題ではなく、Windows 7でフォーマットした場合は普通にXP環境に適合したアライメントがされているということでしょう。
CrystalDiskMarkの値も後述する改善された値が出ています。
心配な方はちゃんとツールでアライメントしてみましょう。
Windows XP上でパーティション削除、作成しなおしでちゃんと上図のような状態になりました。
アライメントするパーティションを選択して「Next」ボタンを押します。


Finishとなっているけど、対象HDDが選択し終わったよってことでアライメントの実行は「Proceed」を押して進めます。


アライメント開始。750GBでも1分程度ですぐに終わりました。


アライメント完了。
「Quit」で問題ないでしょう。
心配な人は「Back to wizard」で対象のHDDがOptimally aligned partitionになっていることを確認。

CrystalDiskMarkを再度実行してみたところ

速度が改善されています。

さて、Windows XPではこれで問題なく使用できます。

次にこれをLinux環境で使用できるように手を加えます。
これはWD20EARSの時と同様の操作を行います。

//対象のHDDを検索
#
fdisk -l

~省略~
デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sdc1   *           1       91202   732572672    7  HPFS/NTFS
~省略~
 
//fdiskの実行
#
fdisk /dev/sdc
 
The device presents a logical sector size that is smaller than
the physical sector size. Aligning to a physical sector (or optimal
I/O) size boundary is recommended, or performance may be impacted.

警告: DOS互換モードは廃止予定です。このモード (コマンド ‘c’) を止めることを
      強く推奨します。 and change display units to
         sectors (command ‘u’).

コマンド (m でヘルプ): p

ディスク /dev/sdc: 750.2 GB, 750156374016 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 91201
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 4096 バイト
I/O size (minimum/optimal): 4096 bytes / 4096 bytes
ディスク識別子: 0xebb5d467

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sdc1   *           1       91202   732572672    7  HPFS/NTFS

コマンド (m でヘルプ): t
選択した領域 1
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): 83
領域のシステムタイプを 1 から 83 (Linux) に変更しました

コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!

ioctl() を呼び出してパーティションテーブルを再読込みします。
ディスクを同期しています。

//ext4形式でフォーマット(好みによりext3でも何でも)
# /sbin/mkfs.ext4 -b 4096 /dev/sdc1
mke2fs 1.41.11 (14-Mar-2010)
Filesystem label=
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
Stride=1 blocks, Stripe width=0 blocks
45793280 inodes, 183143168 blocks
9157158 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
Maximum filesystem blocks=4294967296
5590 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
8192 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
        32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
        4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872, 71663616, 78675968,
        102400000

Writing inode tables: done                           
Creating journal (32768 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information:
done

This filesystem will be automatically checked every 34 mounts or
180 days, whichever comes first.  Use tune2fs -c or -i to override.

//HDDベンチマーク
#
hdparm -Tt /dev/sdc1

/dev/sdc1:
 Timing cached reads:   2904 MB in  2.00 seconds = 1452.17 MB/sec
 Timing buffered disk reads:  266 MB in  3.01 seconds =  88.40 MB/sec

これで完了です。
データディスクとして使用するならこれで問題ないです。

OSディスクとして使用するには単一パーティションにしているため、swap領域を設けないといけません。
ubuntuインストール時にパーティションを切り直しました。(もちろんHDDのフォーマットは行いません)
OSインストール後のHDDベンチマークも速度が落ちていないみたいなので問題と思います。

しかしここまで苦労するなら多少容量が少なくても正直AFTでないHDDの方が良いのではないかと思います。
(ubuntuの)OSディスクでなければそんな手間もないのですが、とりあえずはパフォーマンス落とさずに使用できるということが分かってよかったです。

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